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イボ

いぼは、一般的に小さな突起のことを言いますが、尋常性疣贅や水いぼなどのウィルス性のイボや、高齢の方に多い脂漏性角化症やわきの下や首によくできる軟性繊維種などの良性のできものの場合があります。

尋常性疣贅の場合、液体窒素による治療が標準的です。痛みに弱い方などはモノクロロ酢酸による治療も選択肢の一つです。
沢山ある場合は、ヨクイニンの内服治療を併用することがあります。

水いぼは、お子さんに多い小さないぼで、プールなどでウィルスに接触することにより発症し、また水いぼを引っ掻いたりして増えることがあります。
湿疹のあるところは、皮膚のバリア機能が低下しているためうつりやすい傾向にあります。
増える傾向がない場合は保湿のみで経過観察することもできますが、麻酔テープを貼って水いぼ鑷子で摘除することも可能です。
湿疹がある場合は同時に外用治療を併用することが大事です。

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